2011年の宝塚記念を制したのはアーネストリー

思わぬところに的中がある宝塚記念予想

2011年の宝塚記念を制したのはアーネストリーでした。
アーネストリーの父は1999年、宿敵スペシャルウィークを下し、宝塚記念で優勝、有馬記念連覇と合わせれば春秋グランプリ3連覇の偉業を残したグラスワンダーです。
2007年夏の阪神開催でデビューを果たし、大型馬ながら好仕上がりを見せ、後のオークス馬トールポピー、皐月賞馬キャプテントゥーレを寄せ付けない完勝でデビュー戦を飾ります。
しかし、脚部不安を発症し、長期休養を余儀なくされ、復帰したのは3歳の3月、しかもまた脚部不安で休養に入り、ようやく勝利を上げたのは3歳夏の北海道シリーズでした。
さらなる脚部不安を起こさないよう、慎重にレース選びが行われ、オープンクラス入りしたのは4歳の春。
そして、初の重賞勝利は4歳冬の中日新聞杯でした。
5歳になっても脚部不安との戦いは続き、中日新聞杯の次は京都開催で行われた金鯱賞でしたが、復帰戦を勝利し、宝塚記念を迎えます。
2010年の宝塚記念はブエナビスタが人気を集めましたが、伏兵であり、この年の凱旋門賞で2着に健闘したナカヤマフェスタが勝利し、アーネストリーは3着でした。
この後、札幌記念で快勝、天皇賞秋3着でこの年は終わりました。
2011年になり、前年同様、京都開催の金鯱賞で復帰し、宝塚記念に出走します。
やはりこの年もブエナビスタが人気を集め、ルーラーシップ、エイシンフラッシュの4歳勢が中心馬となっており、アーネストリーは前年より人気を下げていました。
レースはナムラクレセントの逃げ、その後ろにアーネストリーがいる流れ。
ナムラクレセントが軽快に逃げたため、ペースは若干速かったものの、2番手以降にとっては気持ちのいい流れでした。
ナムラクレセントが後退してきたところを交わすと、直線は悠々と先頭に立ち、後続から猛然とした勢いで突っ込んできたブエナビスタに1馬身以上の差をつける完勝でした。
次のオールカマーでは59キロを背負わされたにもかかわらず勝利を上げ、宝塚記念の勝利がフロックでないことを証明しました。
しかし、オールカマー勝利後はどこかかみ合わないレースが続いたことに加え、ここまでアーネストリーとともに闘ってきた佐藤哲三騎手が落馬負傷により、長期休養に入ったこともあってか最後までその輝きを取り戻すことはなく引退し、種牡馬入りしました。
グラスワンダーの後継種牡馬として、スクリーンヒーローが頑張っていますが、スクリーンヒーローに負けない子供がデビューすることを期待したいところです。

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