宝塚記念を連覇したゴールドシップは葦毛の怪物

思わぬところに的中がある宝塚記念予想

父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、母父メジロマックイーンの血統であり、あのオルフェーヴルの兄弟でもあるゴールドシップは競馬界では「芦毛の怪物」とも呼ばれたステイヤー気質の競走馬です。
新馬戦で好成績をおさめ、G1レースでもある皐月賞や菊花賞、有馬記念を制し、勝つときの豪快さとやんちゃな気質が人気を集め、この馬をきっかけに競馬ファンが増えたといっても過言ではないほど見る人を魅了する競走馬でした。
2013年宝塚記念でもゴールドシップは一番人気でファンの期待を裏切ることなく快勝。
宝塚記念の距離は2200m、この馬は距離が長ければ長いほど有利な競走馬であり、距離が短いことが唯一の不安材料でした。
また出足が付きにくい競走馬でもあり、好スタートをきることも苦手としていましたが、鞍上の内田ジョッキーがスタート直後に出ムチを入れて先行し、中団、先行団につけてそのまま前で競馬をしたことが最大の勝因となりました。
マイペースな気質であるため、ジョッキーのムチにもたびたび反応しないこともありましたが、この日は内田ジョッキーとの折り合いもよく、道中でしっかりと脚を溜めることができ、ラスト1000mからゴールドシップ特有の超ロングスパートが見事に発揮されました。
2014年宝塚記念では内田ジョッキーに変わって、横山ジョッキーが鞍上を務めました。
ゴールドシップの実力は誰もが認めている反面、古馬になるにつれて気性面が荒くなったことから、ジョッキーが押し付けても気分が乗らなければ実力を発揮しないことが多くなったのですが、出負けはするも3コーナーで外からしっかりと仕掛けて追走し、4コーナーで鮮やかに突き抜けて3馬身差の快勝、史上初の宝塚記念の連覇達成となりました。
「お願いします。
という気持ちで手綱を握る」という横山ジョッキーの気持ちが通じたのか、横山ジョッキーとの折り合いもよく、ゴールドシップらしい競馬を見せてくれました。
2015年宝塚記念ではファン投票1位を獲得するも、スタート直後にゲート内で立ち上がる大失態を起こし、大きく出遅れて三連覇はならずの結果になりました。
しかし、それでもこの馬がファンに愛されるのは応援したくなるような浮き沈みの激しさと、勝つときの豪快さでしょう。
2015年有馬記念を最後に引退したゴールドシップですが、JRA通算成績は26戦13勝と競走馬として素晴らしい結果を残しています。

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