宝塚記念の勝ち馬ナカヤマフェスタを分析する

思わぬところに的中がある宝塚記念予想

ナカヤマフェスタは2歳新馬戦、そして次の東スポ杯2歳ステークスと快勝し、一躍クラシック戦線に名乗りを上げました。
しかしながら、クラシックではいい走りができず、皐月賞は8着、久しぶりの不良馬場で行われた日本ダービーは4着、セントライト記念を快勝するも菊花賞は12着という結果に終わりました。
そして、古馬初対戦となった中日新聞杯では勝ち馬アーネストリーの前に2秒差以上の惨敗で終わり、期待と失望が入り混じる3歳シーズンを終えることになりました。
4歳に入り、復帰戦となったレースは重賞ではないオープンのメトロポリタンステークスで、中日新聞杯の惨敗から3番人気にとどまりましたが、重賞を2勝してるだけありここでは他の馬をねじ伏せて完勝しました。
そして、ステップレースを使うことなく、宝塚記念に直行することになったのです。
宝塚記念は天皇賞春や安田記念、金鯱賞などを走ってここに来る馬が多く、前走がオープンのレースを使っていた馬はいるものの、あまり良い成績を残せていない状態でした。
2010年の宝塚記念、ナカヤマフェスタは8番人気でしたが、有力馬がこぞって参戦していた年でもあり、妥当な人気でした。
レースはナムラクレセントの逃げ、アーネストリー、ロジユニヴァース、そしていつも追い込みのブエナビスタが前でレースを展開するいつもとは違う状況でした。
ナカヤマフェスタは中団に位置していましたが、3コーナーや4コーナーでスパートを開始し、最後の直線で末脚を爆発させ、ブエナビスタを差し切って優勝しました。
クラシックで唯一掲示板に入ったダービーが不良馬場、宝塚記念がやや重と道悪馬場を得意としていたこともあり、凱旋門賞に出走することが決まりました。
フォワ賞では2着と健闘、そして本番の凱旋門賞でも59.5キロというかなり重い斤量を背負わされながらもなんとか食らいつき、2着と大健闘しました。
ナカヤマフェスタの父はステイゴールドで、海外で2勝挙げるなど外国ではめっぽう強い馬でしたがナカヤマフェスタにもその血は受け継がれていました。
ただ、その後はうまくいかず、ジャパンカップでは惨敗となり、翌年再び凱旋門賞を目指しますが、全く振るわず、そのまま現役引退となりました。
ステイゴールド産駒は他にも多くいるため、後継種牡馬として活躍することは厳しい状況といえます。
しかし、宝塚記念優勝、凱旋門賞2着は立派な成績であり、オルフェーヴルと遜色ない実績です。
今後の活躍に注目です。

©2016 宝塚記念の予想方法は前走クラスや着順に注目すべし